■企画概要
みうらじゅん氏セレクション松本清張作品上映会の、上映日、上映会場、上映作品及び、みうらじゅん氏スペシャル動画の詳細が決定いたしました!
【上映日】
12月15日(金)※上映時間は別途お知らせいたします。
【上映会場】
J:COM北九州芸術劇場・小劇場
【上映作品】
『ゼロの焦点』
松本清張のベスト・セラーを、橋本忍と山田洋次が脚色。野村芳太郎監督で、北陸を舞台に人間の孤独と悲しさをスリリングに描いた傑作。広告社に勤める憲一は、新婚7日目に金沢へ出張、そのまま消息を絶った。妻の禎子は金沢へ出掛け、単身捜査に乗り出すが、手がかりはつかめなかった。やがて憲一が広告社に勤める前に、巡査の風紀係だったことが判明し、事件はそれに絡んでいる模様。そして意外な事実が明るみになってくる。
『影の車』
妻のいる真面目なサラリーマンが、ある日同郷の女性と偶然再会する。夫に死なれ、一人息子と暮らしているという美貌の女性に男は魅かれ、やがて男女関係へと発展する。だが男は、彼女の6歳になる息子が自分に殺意を抱くという妄想に取り憑かれてしまう…。松本清張の短編小説「潜在光景」を野村芳太郎監督が映画化。旅行代理店勤務のサラリーマンにいかにも真面目な風貌の加藤剛、美貌の未亡人に岩下志麻という顔合わせで、道ならぬ愛に落ちる男女の姿を、ハードなラブシーンをも交えてリアルに描いている。
『鬼畜』
松本清張が知り合いの検事から聞いた事実を元に書き下ろしたという短編を、野村芳太郎監督が映画化。大人のエゴで歪められた子供たちの世界と弱い大人の世界を対比しながら、切っても切れない親子の絆を描いた異色のドラマ。
【みうらじゅん氏スペシャル動画】
松本清張ファンとして知られるみうらじゅん氏が、各上映作品ごとにみうら氏ならではの視点で詳しく解説するスペシャル動画を併せて上映します。
北九州国際映画祭でしか観れない、みうらじゅん氏、松本清張氏ファンは特に、絶対に見逃せない貴重な作品です。
松本清張記念館担当者による原作小説の解説等も行いますので、ぜひお楽しみに!