北九州市では、全国に先駆け、フィルム・コミッション事業に取り組み、30年以上にわたる活動を通して、映画文化を振興し、「映画の街・北九州」との都市ブランドの確立、また、シビックプライドの醸成を図ってきました。
フィルム・コミッション事業を通じた「映画等の撮影を誘致・支援する街」に留まらず、「映画文化を楽しむ街」という新たなステージに進みつつある今、映画文化を更に振興するきっかけとして「北九州国際映画祭」を開催します。
本映画祭を開催することで、若い世代を中心に映画人材を育み、映画業界への寄与を図ります。
1963年11月4日、福岡県北九州市小倉生まれ。
自身初の長編小説『東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~』が、200万部を突破する大ベストセラーになり、2006年本屋大賞を受賞。
同作品は、映画をはじめ、ドラマ、舞台化された。また、自作の絵本をアニメ化した『おでんくん』も高い人気を誇る。
近年は、俳優としての活躍もめざましく、映画『ぐるりのこと。』(2008年/橋口亮輔監督)でブルーリボン賞新人賞、『凶悪』(2013年/白石和彌監督)と『そして父になる』(2013年/是枝裕和監督)で第37回日本アカデミー賞優秀助演男優賞(『そして父になる』は最優秀助演男優賞)など多数受賞。第71回カンヌ国際映画祭では、主演を務めた『万引き家族』(2018年/是枝裕和監督)がパルム・ドールを受賞。
〇平成21年度~子どもノンフィクション文学賞選考委員
〇平成22年度~北九州市文化大使
〇令和3年度(第54回)北九州市民文化賞受賞